訪問教授として10/10~10/15までリソグラフ・ワークショップを担当いただいたクリストフ・ルックヘバーレ先生(Visiting Prof. Christoph Ruckhäberle)から、ドイツ・ライプツィヒ視覚芸術アカデミー(HGB)学生たちが制作したアートブック(リソグラフ)を持参した全冊、寄贈していただきました。6年前からドイツのHGBではペインティングや版画専攻の正規カリキュラムにリソグラフが採り入れられています。本学版画専攻でも、それを参考に2年前からリソグラフ導入の準備をはじめ、現在、既に正規カリキュラムとしてリソグラフの授業が始まっています。
今回の訪問教授では1週間という短期間ながらも、参加した学生たちが予想以上の手応えを感じながらリソグラフによるアートブックを制作しました。クリストフ先生は来日にあたり、荷物の重量増加を気にせず、ワークショップの参考作品としてリソグラフのアートブックをトランクに詰め、大量に持参してくださっていました。帰国に際し、クリストフ先生から「ムサビのグラフィックアーツ専攻でのリソグラフ実習に役立ててほしい」という、たいへん有難い申し出をいただきました。
クリストフ先生、ありがとうございました。学生は予約制で研究室で自由に閲覧できますので、どんどん活用してください。